NIKKI

なんかお腹痛いなぁ…って思った時に書いてるブログ

正しい卵の買い方について

 

 

よくスーパーのセールで卵○○円!!とチラシに載っているのを見たことがある。そんなのにつられていつもと違うスーパーに行くことなんてあるんかね、とあまり自炊しない僕は思うのだが、そんな僕でも卵が欲しくなるときはある。たいていそういう時は突然やってきて、仕事の終わり際に「あ、なんか卵かけご飯食べたいかも」と思う。僕というなまけた人間は、卵料理というか生卵をそのままぶっかけたようなものしか思いつかないので、正直なところ欲しい卵は一個だけなのである。けれどもスーパーで売っている卵は6個入りと12個入りの2パターンくらい。しかも今日行ったところだと6個入りで150円、12個入りで180円と量が倍も違うのに値段はさほど変わらない。そうであるならば、と迷わず12個入りを購入。まーいつか使うっしょと未来の自分への期待を胸にお会計を済ませる。

それから2ヶ月後、パックに残っている卵は11個。賞味期限は切れ、冷蔵庫の最古参となった卵は自分たちの出番がないことを悟り、サルモネラ菌との融和を果たしてしまった。果たしたところで卵に用が無い僕には関係のないこと。そっちはそっちで好き勝手やってくれや、と思うのだがある日突然卵が食べたくなる。卵かけご飯が食べたい。その一心でスーパーへ向かうも卵売り場の前で思い出す。冷蔵庫に卵めっちゃあるやん。どーしよ、あれどーやって処理すりゃええんやろ。悩んでいるうちに惣菜コーナーでは半額シールが貼られ、おのずと足はそちらへと向かい、完全に卵のことは頭から消え失せる。卵が欲しいのに(食べれない)卵があるが故に(食べれる)卵が買えない。虚しい結末。

それから2週間後、ふとした拍子に冷蔵庫の卵を捨てる。申し訳ない気持ちでいっぱい。どうして僕はこんな無駄なことを、と思うけれどもスーパーの卵は無精卵だから命無駄にしてるとかじゃないからおっけー理論で自己肯定に走る。

さらにそこから数週間後の今日。突然卵かけご飯が食べたくなる。欲しい卵は一個。12個入りは180円、6個入りは150円。それならば、と未来の自分に期待して12個入りを購入。歴史は繰り返されるのだろうか。

現在の卵残機数:11